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インドネシアから帰国

6月17日にインドネシアから日本へ帰国した。

 

10日間滞在した今回のロケ地、スンバワ島のレイキーピークは、すごくのどかな田舎町で、およそ5キロ圏内にバリエーション豊富なサーフポイントがいくつも点在する。

 

毎日サーフィンして飯食って寝る。これが、わたしにとって究極の至福ひととき。ほかのことは何も考えない。考えるのは、その日どこでサーフするのか、天気、風、波のサイズやタイドだったり、今日何を食べるとか。そうして、自分の持てるすべての力をライディングに注ぐ。

 

こんなことを毎日やっていたらバカになるのか? 10日間という限られた時間だから特別なドリームなのか? よくわからないが、このブログを書いている今ですら、スンバワにまた戻りたくなる。

 

サーフィンは健康な体があってこそ、真に楽しめる。これは、わたし自身の体験から実感している。日頃のストレスをサーフィンでリトリートすることもサーフィンの魅力のひとつだが、わたしは本来、自分の心技体が整い、波との波長やリズムに同調できた瞬間に訪れるナチュラルハイが大好きだ。今思うと、昔からずっとそれを求めていたような気がする。

 

だから大会に勝つことだけでなく、波との波長やリズムに自分の健康状態や精神状態をフィットさせ、映像や写真を残すことに、わたしはプロサーファーとしての価値を見出しているのかもしれない。

 

混沌とした日本のカオスを離れ、はるばるインドネシアまで行ってサーフィンをする意味を、動画を通じて伝えていくつもりだ。それを喜んでもらえたらうれしい。

POSTED : 2025-07-01